起業直後の会社が倒産しやすい4つの理由

起業してスタートを切っても半年も経たないうちに閉鎖する会社は数多くあります。なぜ、半年も保てない会社が多いのでしょうか。その理由は大きく分けて4点あります。

起業直後は売上が不安定

ほとんどの場合、起業直後は人、モノ、金の全てが不足しています。これらを確保する手段を見つける前に資金繰りに困り閉鎖するパターンが非常に多いです。

 

資金繰り

自己資金をあまり持たず、銀行から借り入れて起業する方が多いです。当然のことですが、利益の中から銀行に返済する資金を搾り出します。そのため、返済資金の分だけ資金繰りが大変になります。できるだけ銀行から借り入れるのではなく、自己資金で始めることが望ましいです。まずは十分な資金をためることから始めましょう。

 

経費に対する意識の低さ

起業の際に予想していた値段より実際の経費はかなり高く見積もっておくことが必要です。サラリーマンをしていたり、社会を経験していない方の見積もりは甘いことが多いです。責任が分散されているサラリーマンと全ての責任を負う代表取締役とでは経費に関する意識が違います

 

代表取締役という見栄

一般的な社長のイメージからか、起業して代表となり少し売上や利益が向上した段階ですぐにブランド物や外車に手を出そうとする人が多いです。その結果、せっかく上手くいきそうだった事業でも無茶な利益分配で資金繰りが上手くいかなくなり、事業が落ち目になっていき泣く泣く外車を手放した、倒産したというケースも数多くあります。大事なことは経費のコントロールです。売上、利益が完全に安定するまでは究極に切り詰めた経営をオススメします

 

まとめ

起業をする際は事前にしっかりとあなたの事業を意識しておくことが必要だと言えます。そして、資本がなければなにもできないということを念頭に置いて経費に対して貪欲になることが求められるでしょう。見栄を張ったってカッコつけたって会社が生き残ることが出来なければ何の意味もありません。

 

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